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ミネラル不足は女性の大敵！

2014-11-28 02:24:09 (читать в оригинале)

男性よりも不足しやすいミネラルは人間の生命活動に欠かせない栄養素であるため、性別に関係なく十分な量を摂取することが必要です。しかし、女性の場合、ホルモンの分泌量の変動が大きいため、男性よりもミネラルが不足しがちです。女性がミネラル不足になると、さまざまな体調不良があらわれ、つらい思いをすることになります。つまり、ミネラル不足は、女性にとって大敵と言えるわけです。そこで、女性がミネラル不足になるとあらわれることがある代表的な症状をご紹介しましょう。▼生理不順ミネラル不足になると、体はそれ以上、ミネラルを失わないための工夫として、生理不順が起こります。これは、周期を長くして、ミネラルが失われるのを食い止めようとするためなのです。その結果、通常であれば、生理の期間は3～5日程度ですが、6～15日程度に長くなります。▼だるさ、貧血、冷え性通常、鉄は1日に約10mg摂取して、約1mg排泄されますが、生理中の女性は、1回の月経期間中に出血によって約30mgも失います。そのため、女性は1日に約20mgの鉄を摂取する必要があります。しかし、鉄などのミネラルが不足していると、体のだるさや貧血、冷え性などがあらわれます。▼妊娠への悪影響妊娠初期には、胎児の生育のために体内のミネラルは子宮でたくさん使われるようになります。このとき、ミネラルが不足していると、肝機能が低下し、食欲不振や胃のむかつきが生じます。つまり、つわりが起きるということです。普段からミネラルが不足していると、つわりがよりひどくなってしまいます。また、ミネラル不足は不妊の原因にもなります。そして、妊娠したとしても、流産や早産、妊娠中毒症、胎児の発達異常などの可能性が高くなります。▼更年期障害、骨粗しょう症閉経後の女性は、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量が減少し、ミネラルの吸収が悪くなります。これにより、肩こりや腰痛、倦怠感、イライラ、不眠、動悸など、更年期障害のさまざまなつらい症状があらわれます。また、骨が弱くなって骨折しやすくなったり、骨粗しょう症になってしまうことも少なくありません。▼便秘、頭痛、イライラ、肌荒れミネラルが不足すると、血流が悪くなり、胃腸の機能が低下します。こうなると、全身の細胞に十分な栄養が行き届かず、老廃物の排出もうまくいかなくなり、便秘になりやすくなります。便秘は、頭痛やめまい、のぼせ、不眠、イライラ、ニキビ、シミ、肌荒れなどを引き起こす原因になります。